2025/09/27浜松のミニ・コングロマリット目指す ニュースセンターウエスト浜松 新ホームページ開設
静岡県浜松市のニュースセンターウエスト浜松(鈴木順之介所長)はこの春、ホームページを立ち上げた。いま、なぜホームページなのか。その目的、成果を鈴木所長に聞いた。
浜松市中央区、JR高塚駅から徒歩15分の合売店・ニュースセンターウエスト浜松(以下、NW浜松)。1933年(昭和8年)創業以来、新聞販売店として地域とともに歴史を育む。昨今の新聞販売部数や折込量の落ち込みによる売り上げ減少を補おうと、M&Aで地元の他業種企業を承継するなど積極的な経営でも注目される。
いまなぜホームページなのか。鈴木所長は「もともと、浜松空調工業やマルマ中塩商店のホームページはあったが、新聞販売店を核としたグループ事業の理念をまとめ上げ、内外に的確な企業イメージを伝える必要があ った。セルフブランディングの一環だ」と語る。
2025/09/245万号で特集面発行 朝日新聞東京本社版
朝日新聞社の東京本社版が9月20日付で5万号を迎えた。1888(明治21)年に東京本社版の歴史が始まってから137年。これまでの歩みを振り返り、未来を見つめる特集面を、20日付朝刊に掲載した。
俳優・渡辺謙さんがインタビューに応じた。渡辺さんは急性骨髄性白血病の治療で入院中の1991年、朝日新聞の「声」 に投書したことがある。当時の思い、メディアに期待することを語ってくれた。デジタル版では動画も配信する。
このほか、5万号の歩みを紹介する年表とともに、看板コラムである「天声人語」や4コマ漫画の「あれこれ」なども紹介した。
朝日新聞社は1879(明治12)年1月25日に大阪で創刊し、大阪本社版は2021年3月2日に5万号を迎えた。特集面では「本社ごとに号数が違う理由」についても説明している。
2025/09/20宮城河北会 第90回総会を開催
宮城県内の河北新報販売店で組織する宮城河北会の第90回総会が9月11日、仙台市青葉区の河北新報社で開かれた。会員ら約80人が出席。「深化と探索~知りたいニュースがここにある 守ろう読者 そして新たな挑戦へ~」をスローガンに、新聞本紙と河北新報オンラインの普及に努めつつ、地域に根差す新聞店として存在感を発揮し続けていく決意を新たにした。
2025/09/13道の駅で屋台のかき氷店オープン 神戸新聞姫路白書専売所 土井眞佐彦所長
兵庫県姫路市六角の神戸新聞姫路白書専売所がこの夏、屋台のかき氷店を始めた。川遊びの親子連れらでにぎわう道の駅の一画を借り、1日50~60杯を売り上げている。
土井眞佐彦所長(56)は「新聞販売だけでは経営も難しくなってきた。ひとつの挑戦です」と話す。
テントやかき氷機、冷蔵庫などの設備を購入し、保健所の許可も取り付け、真智子さんらがかき氷づくりを猛練習して7月に開店。初めは専売所の前で出店していたが、人通りも少なく売上は見込めず、7月末ごろからは週末に同県宍粟市千種町にある「道の駅ちくさ」の駐車場の一画を借りて再出発した。
2025/09/10新聞広告賞決まる 大賞にアサヒビール
日本新聞協会は9月3日、新聞広告大賞をアサヒビールの「47都道府県おつかれ生新聞」に贈ると発表した。
アサヒ生ビールのキャンペーンの一環として1年を締めくくるタイミングで、その年を象徴する記事を配したビジュアルとコピーを載せた59種類の広告を、全国47都道府県の新聞で展開した。全国向けテレビCMなどで「今年も1年、おつかれ生です。」とのフレーズを浸透させたのに続いて地元密着の新聞広告を活用し、地域に寄り添った形で温もり のあるコミュニケーションを実現した。年の瀬に各地の出来事や人びとの活躍を紹介する記事で2024年を振り返る新聞広告ならではの手法により、ニュースと商品、読者とをつなぎブランディングに大きく寄与した広告企画は、新聞広告大賞(こふさわしいと高く評価された。
新聞広告賞は、新間広告の新しい可能性を開拓した広告活動を顕彰し、新聞と広告の発展に資することを目的に、1981年に設けられた。「広告主部門」と「新聞社企画・マーケティング部門」の2部門から成り、優れた広告活動を展開した広告主、新聞社に贈る。
第45回新聞広告賞には、「広告主部門」202件(単独広告主198件、複数広告主4件)、「新聞社企画・マーケティング部門」53件(単独企画48件、共同企画5件)の計255件の応募があった。広告主を対象として新聞広告大賞1件、新聞広告賞5件、優秀賞10件を、新聞社を対象として新聞広告賞5件、特別賞1件、奨励賞5件を選んだ。贈賞は10月16日(木)、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれる第68回「新聞広告の日」記念式典で行われる。新聞広告大賞には賞状、トロフィー、メダ ルが贈られる。