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2025/12/03新聞公取協 第25回 会員総会  山口会長を再任

 新聞公正取引協議会は11月20日、プレスセンタ ーホールで第25回会員総会を開き、会長に山口寿一・読売新聞グループ本社社長を再任した。
 山口会長は「新聞販売綱領」の「販売活動においては、自らを厳しく律し、ルールを順守して節度と良識ある競争のなかで、読者の信頼と理解を得るように努める」という言葉が、新聞販売の原点であるとし、日ごろの努力でステッカー規制などの過度な規制が実現されないよう努めると話した。
 2025年度(25年11月から26年10月)の会費は24年度と同じ中央協委員社は1系統2万円、その他の会員は1万円とした。会費は発行本社と販売業者が折半する。
 総会終了後は日本新聞協会地域貢献大賞表彰式が行われた。次回総会は26年1月19日、プレスセンターホールで開く。

2025/11/29「地域貢献大賞」表彰式 北國 宝立 船本所長に大賞

  • ■日本新聞協会「地域貢献大賞」表彰式 北國 宝立 船本所長に大賞
  • ■東京組合正副組合長会議 ボウリング大会が休止に 「交通」と「折込」事故に注意
  • ■長嶋茂雄さんお別れ会 東京ドームで3万2400人が追悼
  • ■中日新聞社と名古屋市が協定締結
  • ■日販協大阪府南部支部 阪南市新聞販売協議会 川柳・作文コンクール表彰式
  • ■デーリー東北新聞販売店アワード2025 地域コミュニティーをつなぐのは販売店と配達員
  • ■横浜で毎日新聞販売店主物故者法要 新たに21柱を合祀、参列者が故人をしのぶ
  • ■京都新聞販売所物故者追悼法要

2025/11/26朝日新聞社がStory Hubと業務提携 AI時代のジャーナリズムを実践へ

 朝日新聞社は􀀈日、StoryHub株式会社(東京都千代田区、田島将太代表取締役CEO)と業務提携契約を締結した。AI時代の新たなジ ャーナリズムのあり方を共創することが目的となる。
■業務提携の背景・目的
 朝日新聞社はStoryHubとの業務提携を通じ、コンテンツ制作能力のさらなる向上と業務効率化を図る。今回の提携により、AI時代における新たなジャーナリズムのあり方を共創し、日本のメディアが直面する課題解決に貢献することを目指す。
 StoryHubが提供するオールインワンAI編集アシスタント「StoryHub」は、AIへの指示設定を事前にまとめた「レシピ」を選び、素材をアップロードするだけで、コンテンツの原案を生成できるシステム。朝日新聞社では8月から本格導入し、メデ ィア事業本部が運営するウェブサイトの一部や、朝日新聞デジタル版「土曜ビューアー号外」の編集作業などで活用。生成された原案は編集者や記者が確認し、必要に応じて修正した上で、コンテンツとして提供している。
 現在、StoryHubはテレビ局、新聞社、出版社、企業のオウンドメディアをはじめ、120社以上が利用している。􀀃月には500人規模のメディア企業向けカンファレンス「StoryHub Ensemble」を開催。朝日新聞社の角田社長CEOも登壇した。
 今回の業務提携では、朝日新聞社のコンテンツ制作能力と、StoryHubを連携させ、システムの機能向上、朝日新聞社のコンテンツ制作能力の向上や業務効率化を図る。さらにAI時代の新たなジャーナリズムのあり方を共創し、日本のメディアが直面する課題解決に貢献することを目指す。

2025/11/22新聞販売店の新たな挑戦 エディオンサポートチェーン(ESC)が描く未来 前編

 エディオン(大阪府)が展開するESCが注目を浴びている。新聞購読者数と折込チラシ収入の減少という大きな波に抗うため、他業種へと事業拡大をめざす新聞販売店にとって、ESCはそのひとつの手段だ。在庫を抱える必要も、厳しいノルマもない。初期投資が少なく、アフターサービスもエディオンのサービスを利用できるため、本業への負担を抑えながら開業できる。ESCは新聞販売店の強みである強い顧客基盤、地域密着型のスタイルと親和性も高い。
 これまでも他業種から参入事例も多くあり、成功事例も増加しているという。同社でフランチャイズ統括部開発営業部業態開発推進課の油井友康課長に話を聞いた。

2025/11/152025折込広告全国大会、名古屋で開催 業界の連携と展望を語る

 一般社団法人日本新聞折込広告業協会主催による2025折込広告全国大会は11月13日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開催された。テーマは「日本の中心で折込愛を謳う。I LOVE ORIKOMI!」―。全国の関係者ら310人余りが一堂に会して、折込広告の現状と未来への取り組みについて意見を交わした。
 大会開始宣言
 第一部は開会にあたり、大会実行委員長であり、同協会監事の古賀智宏氏があいさつした。
 古賀氏は「名古屋での開催は24年ぶり。実行委員会発足当初は不慣れな部分もあったが関係各社や理事、各委員会の協力により無事にこの日を迎えられた」と謝意を表した。
 続けて「折込広告はクライアントの思いを込めたメッセージを読者に届ける愛のある事業である」と述べ、「全国から集まった仲間が互いに思いを交わし、協力し合う大会にしたい」と抱負を語った。
 大会会長あいさつ
 本大会会長であり、同協会理事長の小山田憲司氏が登壇した。」
 小山田氏は「全国から多くの関係者にご参加いただき、心より感謝申し上げる」と述べた上で、「折込広告は地域に密着した確かな媒体であり、指定日に確実に読者へ届く信頼性がある」とその意義を強調した。
 一方で「大都市圏では世帯到達率の低下が課題となっている。だが地方では依然として高い効果を発揮しており、地域による温度差が見られる」と現状を分析した。
 さらに「クライアントとの連携を強め、折込の価値を再認識してもらうことが重要だ」と述べ、業界横断的な取り組みの必要性を説いた。
 協会としても「事例共有や広告賞の開催などを通じて、折込広告の良さを広く伝える努力を続けたい」と締めくくった。